このところウォーキングはご無沙汰である。
忙しくて寝る時間も満足にないのだから、これはやむを得まい。
だが、寝不足は頭が疲れてしまい、能率が悪い。
規則正しい生活が結局、正解ということか。
頭が疲れてくると、いろんな言葉が浮かんでくる。
一種のトランス状態か。
いま、ひょいと浮かんだのは「非表非裏(ひひょう・ひり)」。
親鸞さんの「非僧非俗」をもじったもので、
「表に非ず、裏に非ず」
という意味だ。
表の反対は裏ということになるが、「非表非裏」だと、「表に非ず、裏に非ず」だから、そうはならない。
つまり、幸福の裏に不幸があるわけでもなければ、不幸の表に幸福があるわけでもない。
「幸不幸は表裏一体である」
というのはウソで、表も裏も、そのまた裏も、何度ひっくり返しても不幸ばかりということもあれば、その逆もある。
頭が疲れてくると、そんなことも考えるのだ。
幸不幸は表裏一体か
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