昨夜は呉市で高校の同期会。
(誰だ?)
と首を傾げる初老もいれば、
(ウーム、面影が残っておる)
といった級友もいる。
一方、私はと言えば、何十年が経とうとも「自分の顔」は毎日、鏡で見ているため、歳を取った気はしない。
だから自分だけ、若いつもりでいたところが、
「向谷か?」
と首を傾げられ、「そうだ」と答えると
「目のあたりが変わっとらんのう」
何のことはない。
級友から見れば、私もまた歳を取って、「誰だ?」の初老の男なのである。
諸行無常と口では言いながら、自分だけはいつまで変わらないと思っている。
愚かの極みである。
このことに気づかされだだけでも、同期会に出てよかったと思っている。
二次会に流れ、ホテルに帰ったのが深夜。
今朝は早々に新幹線に飛び乗った。
同期会
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