連日の猛暑。
といっても、終日、仕事場に籠もっている私にはピンとこない。
猛暑どころか、クーラーが寒くて、長ズボンに靴下である。
クーラーは好きではないのだが、手に汗をかくとパソコンのキィーボードが叩けず、それでクーラーの使用である。
「毎日、暑いですな」
「私は寒くて参ってますよ」
正直に言うと、相手はイヤな顔をする。
道場もクーラーを入れてある。
夜の稽古は冷える。
「おい、寒かったらクーラーを切ってやろうか?」
気を利かして小学校高学年の女子に問うと、
「ちょっと館長、この汗が見えないの!」
怒っていた。
私は隅に座って、
「こらッ、腰を落とせ!」
と時折、怒鳴るだけなので身体が冷えることに気がついた。
連日早朝、愚妻がひとりで畑に水をやりに行っている。
私はイマイチ気合いが入らず、愚妻に一任している。
今朝も5時前に出かけた。
「頑張れ」
とエールを送ると、
「私を殺す気なの」
と怒っていた。
猛暑はこれから一ヵ月は続く。
言葉には気をつけねばなるまい。
猛暑は続く
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