今日はピロリ菌の検査結果が出る日だが、原稿〆切なので時間がなく、愚妻を行かせたところが、
「ちょっと、ピロリ菌がいるってよ!」
噛みつくような電話。
「バカ者。ピロリ菌は五十代以上の七割が持っておる。これで、わしも人並みということがわかったではないか」
「なに言ってるのよ! 菌がうじゃうじゃいるってよ!」
「医者が〝うじゃうじゃ〟などという言葉を使うわけがない」
「そんなことはどうでもいいでしょ!」
まるで私が悪いことでもしたように批難されたのである。
心配の裏返しであれば結構なことだが、さて、どういうものやら。
薬を一週間服用して、二カ月後に検査。
ピロリのせいか、愚妻の怒声のせいか、このプログを書きつつ、胃がシクシク痛むのである。
ピロリ菌がいた
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