歳時記

裁判について考える

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「電車内痴漢、男性に逆転無罪」
 今日のニュースである。
 痴漢逮捕されたアルバイト男性(23)が控訴審判決で無罪になり、声をつまらせながら会見していた。
 よくぞ頑張ったとエールを送りつつ、それにしても、一審で懲役1年4月の実刑判決が下されたことを、私たちはどう受けとめたらいいのか。
 裁判が一審と二審とで、真反対なのだ。
 裁判とはいったい何なのか、裁判について無知な私は首をひねるばかりである。
 周知のとおり、「足利事件」で無期懲役で服役中だった菅家利和氏が釈放された。
 裁判官というプロでさえ、有罪と無罪と判断が分かれるのだ。
 裁判員制度が始まったいま、人を裁くということの重みを考えないわけにはいかない。
 

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