歳時記

プリウスの価格設定はセコくないか?

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 トヨタの新型プリウスが、予約も含め10万台もの受注があったそうだ。
 その要因は周知のように、価格設定の値下げ。ホンダのインサイトが低価格で大人気となったため、プリウスは当初の予定価格より30万円ほどダウンして発売したわけである。
 値下げ、大いに結構で、誰も文句を言わないからあえて言うが、
「だったら、最初からその価格で売ったらどうだ」
 と、私は嫌味のひとつも言いたくなってくる。
 つまり、インサイトが発売されなければ、プリウスは1台につき、現利益より30万円を確実にもうけていたことになる。
 安くなったのではなく、当初の価格設定が儲けすぎ、とも言えるのだ。
 なんだかなァ。
 ビジネスは戦争だと承知しながらも、世界のトヨタにしちゃ、ちょいとセコイような気がするのである。
 本日は雨。
 それでも午後から約束が二つほどあったので、都内へ出かけた。
 トヨタの悪口は、雨のせいかもしれない。
 私は雨が嫌いなのだ。

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