カルデロン・のり子ちゃん一家に対する「在留特別許可」について、森英介法相は、
「一家全員での在留特別許可はしない」
と述べ、3人全員での在留を認めない考えを示した。
「法相の裁量」で、不許可にしたのだ。
《窮鳥、懐に入れば猟師も殺さず》
これが日本人の美風ではなかったか。
《惻隠(そくいん)の情》こそ、私たちが絶対に失ってはいけないものではなかったのか。
「法律違反により強制退去」と決まっているなら、やむを得まい。
だが、昨日から繰り返すように「法相の裁量」なのだ。
「いいよ」
と言えば、OKなのだ。
それを無慈悲に不許可にしてしまった。
これが、私たちが住む日本の実相なのだ。
今日のニュースに、滋賀県の宗教法人が、自民党滋賀県第4選挙区支部に対して6千万円を献金し、政治資金収支報告書に記載されていないことが明らかになった。
要するに、内緒でフトコロに入れたのだ。
どう言いつくろうのか知らないが、こんなデタラメがまかり通り、いたいけな少女が絶望の淵で苦しんでいる。
木の葉が沈んで、石が浮く。
そんな世のなかであっていいはずがない。
「のり子ちゃん一家」の在留特別許可ならず
投稿日: