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「今」が大事
2020/1/26
「主人が退職したら、夫婦でのんびり旅行でもしようと話していたんですが」 先日、ご葬儀のお勤めに伺うと、こんなことを未亡人がおっしゃった。 この方に限らず、 「退職したら」 「子育ての手が離れたら」 「 ...
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現実を踏まえる
2019/10/3
「少欲知足」と「人はパンのみにて生くる者に非ず」。 前者は仏教、後者はキリスト教。 洋の東西で、それぞれ私が気に入っている言葉だ。 現実に根ざした両者の曖昧さがいい。 「少欲」は、欲を否定するのでなく ...
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「両忘」という処し方
2019/8/17
二者択一。 これが私たちの日々である。 正邪、苦楽、美醜、真偽、生死、好悪など、対立する価値観のどちらかを選びとって生きている。 では、選択の尺度は何か。 極論すれば損得である。 だが「得」を追い求め ...
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「たら」に逃避するなかれ
2019/8/5
夢を叶えたければ、「たら」という言葉を口にしないことだ。 「お金があったら」 「上司に理解があったら」 「もう少し若かったら」 「もっと能力があったら」 多くの人は「たら」を持ち出して言い訳する。 な ...
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人の行く裏に道あり花の山
2019/7/25
相場格言である。 人と同じ張り方をしていては儲けることはできないという意味で、みんなが「買い」のときには「売り」にまわり、「売り」のときには「買い」にまわれと、相場の心構えを教える。 「先が読めない」 ...
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人生ゴールは「同着」
2019/7/16
死は必然である。 死を現世(人生)のゴールとすれば、万人がそれぞれ自分の人生において1着ということになる。 他人の人生を生きられない以上、そして自分の人生は自分でしか歩めない以上、人生レースにおいて競 ...
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視線の方向を変える
2019/7/10
過日、銚子市にある犬吠埼ホテル近くの砂浜を歩きながら、記念になるような貝殻がないか探した。 これというものがなかった。 ガッカリしながら、いま来た海岸を引き返していて、とてもきれいな貝殻をひょいと見つ ...
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「今日」を生きる
2019/7/5
夢に向かって努力する。 勤勉さの根源は、この人生観にあるとする。 だが「将来の結実」を念頭に置いて「今日の努力」をするという、ゴールからスタートを見る生き方で幸せになれるのだろうか、 「将来の結実」を ...
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「十人十色」ということ
2019/7/2
人はそれぞれ考え・好み・性質などが異なる。 これを十人十色と言う。 肉が嫌いな人間に向かって、 「こんな美味いものを食べないなんて、どうかしてるんじゃないか」 と、あきれるのは余計なお世話。 「あっ、 ...