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虚仮(こけ)の一念
2020/8/19
挫折の原因は「迷い」にある。 何に迷うか。 「このまま続けていていいのだろうか」 という現状に対する迷いだ。 逆境にあるとき、遅々として成果が現れないとき、あるいは意に染まない状況になりつつあるとき、 ...
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「貧乏は強い」の真意
2020/8/4
『空馬(からうま)に怪我なし』 という諺(ことわざ)がある。 「何も持っていない者は損をすることがない」 という意味だ。 無一文の人間は、それ以上、貧しくなることはない。 だから「失う」という恐怖心も ...
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自分を追い込む力
2020/6/11
時代はテレワーク。 働き方改革は遅々として進まなかったが、「予期せぬコロナ禍」によって一気に進展した。 物事は突然変異でしか変わらないということの見本である。 言い換えれば、生活形態や習慣を変えたいと ...
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「縁」に身を投げ出す
2020/4/10
「つくべき縁あればともない、はなるべき縁あればはなる」 「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」 『歎異抄』に出てくる親鸞の言葉だ。 私たちの存在を含め、すべては「縁」に依る。 『災難に ...
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「今」が大事
2020/1/26
「主人が退職したら、夫婦でのんびり旅行でもしようと話していたんですが」 先日、ご葬儀のお勤めに伺うと、こんなことを未亡人がおっしゃった。 この方に限らず、 「退職したら」 「子育ての手が離れたら」 「 ...
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現実を踏まえる
2019/10/3
「少欲知足」と「人はパンのみにて生くる者に非ず」。 前者は仏教、後者はキリスト教。 洋の東西で、それぞれ私が気に入っている言葉だ。 現実に根ざした両者の曖昧さがいい。 「少欲」は、欲を否定するのでなく ...
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「両忘」という処し方
2019/8/17
二者択一。 これが私たちの日々である。 正邪、苦楽、美醜、真偽、生死、好悪など、対立する価値観のどちらかを選びとって生きている。 では、選択の尺度は何か。 極論すれば損得である。 だが「得」を追い求め ...
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「たら」に逃避するなかれ
2019/8/5
夢を叶えたければ、「たら」という言葉を口にしないことだ。 「お金があったら」 「上司に理解があったら」 「もう少し若かったら」 「もっと能力があったら」 多くの人は「たら」を持ち出して言い訳する。 な ...
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人の行く裏に道あり花の山
2019/7/25
相場格言である。 人と同じ張り方をしていては儲けることはできないという意味で、みんなが「買い」のときには「売り」にまわり、「売り」のときには「買い」にまわれと、相場の心構えを教える。 「先が読めない」 ...
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人生ゴールは「同着」
2019/7/16
死は必然である。 死を現世(人生)のゴールとすれば、万人がそれぞれ自分の人生において1着ということになる。 他人の人生を生きられない以上、そして自分の人生は自分でしか歩めない以上、人生レースにおいて競 ...