「 mukaidaniの記事 」 一覧
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人生の主役
2025/10/10
「平凡がいちばん」 おふくろの口ぐせである。 いまから42年前、54歳のときにガンで亡くなった。 自信過剰で、大ホラばかり吹く私の将来を危ぶんでのことだろうと、おふくろの懸念がいまはよくわかる。 だが ...
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馴れの恐さ
2025/10/6
マイナンバーカード(個人番号カード交付申請書)のWeb更新が終わった。 「あなたじゃ、無理でしょうね」 愚妻が憎まれ口を叩くので、 「バカ者!」 一喝して試行した次第。 よくはわからぬが、QRコードか ...
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たまには反省もするのだ
2025/10/3
『将東遊題壁』(将に東遊せんとして壁に題す)』という、よく知られた日本の漢詩がある。 男児志を立て郷関を出ず 学もし成る無くんばまた還らず 骨を埋むること何ぞ墳墓の地を期せん 人間到る処青山あり 《青 ...
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「しゃべり」は個性だ
2025/9/28
ものごとを、ひと捻りしてみせるのは、物書きの習性である。 たとえばクルマのナンバー「25-25」は「ニコニコ」に引っかけているのだろうが、 「ほう、不幸・不幸のナンバーか」 と、私は皮肉る。 あるいは ...
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パソコンを購入
2025/9/22
パソコンを新しくした。 愚息によれば、ノートをモニター画面に接続して使用し、外出で持ち運ぶときはそのままノートを持って出ればいいのだとか。 これまでのように自宅ではデスクトップ、外出はノート持参だとパ ...
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人生の「遊行期」
2025/9/19
田んぼの畦(あぜ)に彼岸花が咲きはじめた。 秋桜(コスモス)が小さな花をつけ、風にそよぐ細い茎の上を赤トンボがにぎやかに飛びまわっている。 その一方で、夏の終わりに焦ってか、蝉の鳴き声に悲壮感がある。 ...
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月に向かって吠える
2025/9/12
昼間、日帰り温泉の露天に浸かっていると、まだまだセミの鳴き声がにぎやかだ。 しかし、夜になると今度は虫の音が秋の到来をつげる。 いい季節になってきた。 以前にもこのブログで書いたが、秋の夜長の虫の音を ...
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懐疑の生き物
2025/9/5
左腰が痛いときに限って、連日の通夜・葬儀。 人生とはそうしたものだと納得しつつも、動けなくなると困るので湿布をベタベタ張り付け、 (脳の誤作動だ!) 自分に言い聞かせはするが、痛みが激しくなったらヤバ ...
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「天上天下唯我独尊」
2025/8/28
ここ三日、左腰の痛みである。 折りに触れてこのブロクでも書いたが、筋を捻ったような激痛が走り、動けなくなる。 いくつか整形外科医に診てもらい、レントゲンだのMRIだのを撮ったが、痛みの原因は不明で、医 ...
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久しぶりの「マック」
2025/8/22
昨日は、知人の依頼でご葬儀を勤めた。 八十代の故人だったが、悲しみのなかにも、ときおり明るい声が導師控え室に聞こえてくる。 「看取り切った」 という思いがご遺族にあるのだろう。 私が亡くなったときは、 ...