昨日は午前中に霊園で法要。
曇りなので、いくぶんかしのぎやすそうだ。
早めに霊園に到着したので、管理事務所に入って休憩。
中年の女性事務員は気さくな女性で、麦茶を出してくれてから、
「連日の猛暑でイヤになりますね」
窓から空を見上げながら、
「ザーと雨が降ってくればいいのに」
言ってから、
「あっ」
という表情。
私はこれから墓前で読経するのだ。
「雨といっても、お勤めが終わってからですよ」
あわてて言い直していた。
政治家の失言が連日にぎわせているが、人間はつい本音が口をつくものと、何やらおかしくなってきた次第。
「雄弁は銀、沈黙は金」と、ことわざに言う。
しゃべりすぎて失敗することはあっても、その逆はそうはない。
言葉は気をつけなければいけないと、改めて思ったのである。