最悪状態をやっと脱した。
体調は正直なもので、具合が悪いときは延々と伏せっているが、回復してくると寝てはいられなくなる。
さりとてベッドで本を読む気にはならない。
仕事は気力的に無理。
しょうがないから、居間に降りてコタツでゴロゴロしながらテレビを観る。
テレビを観ていると、お茶が飲みたくなる。
お菓子もつまみたくなる。
そのうち、
(おっ、そうだ。ノドに蒸気をあてよう)
と思いついたり。
「お茶! 菓子! 蒸気!」
次々に命じるものだから、マスクをした愚妻が怒り心頭。
「ちょっと良くなるとうるさいんだから! 二階に上がってなさいよ!」
そんなわけで、いま自室にこもり、このブログを書いている。
具合が悪くなれば、
「少しは健康のことを考えなさいよ」
と非難され、回復すれば、
「うるさいわね」
と非難される。
どっちにころんでも非難される。
そういえば、お釈迦さんも言っていたな。
「沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、少し語る者も非難される。世に非難されない者はいない」
お釈迦さんはお見通しなのだ。