「老いの壁」を前に迷う私たちに一条の光明をあたえてくれる親鸞の言葉
人生100年時代──70代は「人生のリセット期」。
それを踏まえてこの先、どう生きるか。
老いの悩み、迷い、葛藤しつつ「生き方」の決断を迫られるのが晩年である。
そんなとき、決断のよりどころになるのが『歎異抄』だ。
分かりやすい実例を挙げながら解説、「老いの壁」を乗り越えるヒントを与えてくれる1冊。
目次の抜粋
第1章 迷いの壁
◎人生、なぜ選択で迷うのか
◎人は偽善から逃れられない
第2章 ひとり暮らしの壁
◎不安の原因は自分の「思い」にある
◎人生は晩年が最も大切なのはなぜか
第3回 執着と懐疑の壁
◎自分はそう悪くない人間と思うのは間違い
◎世間体を無視できるか
第4回 人間関係の壁
◎「自問、自答」の落とし穴を探る
◎騙されても後悔せず
第5回 老い年の壁
◎死とは「縁」がつきること
◎私たちがもっている傲慢な心