12月14日(火)19時から「築地本願寺GINZA SALON」に出講します。
https://tsukijihongwanji.force.com/ginzasalon/s/KokoroAcademy
講題は『目からウロコの「苦悩の正体」~観経『王舎城の悲劇』を「世俗」で読む~』です。
内容は、
《頑張って生きているのに、人生はどうして思うにまかせないのか?
振り返れば、私たちの人生は不満との二人旅。木の葉が沈んで石が浮く不条理の現実を前に「どうして?」と問いかけたくなります。その答えを浄土三部経の一つ『観無量寿経』に求めたのが拙著『仏教小説 王舎城の悲劇』です。とっつきにくい経典を、作家と僧侶の視点で、大胆に平易に読み解きあかします。》(Web案内)
新刊の拙著『小説 王舎城の悲劇~物語を浄土真宗で読む』を主題にしたものですが、じつは本書の執筆を発想したのは、この「築地本願寺GINZA SALON」に何度か出講しているうちに、
(そうだ、ここを舞台にしたらどうか?)
と、ひらめいたことです。
経典という馴染みの薄いものを、僧侶がカルチャー教室を舞台に解説しつつ、一方で経典に説かれた物語が進行していくという構成です。
さらに、そこに受講生の私生活(悩み)が加わり、三重構成にすることで「現代の視点で経典を読む」ということができるのではないか。
ま、そんな発想です。
私が書くものですから、肩の凝らないものになっていますが、これを「話す」となると、さて、どうなることやら。
出講はまだ先で、コロナ禍の状況によるとおもいますが、受講人数は密をさけて半分に制限するようですから20名程度でしょうか。
それでも完全リモートより話しやすいですね。
興味のある方はどうぞ。