日帰り温泉は、とんとご無沙汰である。
コロナの感染急拡大で、愚妻が行かないからだ。
「行け!」
「行かない!」
「バカ者、いま行っておかないと感染状況はもっとひどくなるぞ」
毎日、こんな会話である。
感染者数は人ごとでも、「入院できない」はリアルで、自分ごとなのだろう。
虚仮(こけ)の一念で、愚妻は言いだしたら絶対に引かず、日帰り温泉はご無沙汰というわけだ。
ガースー総理はあれほど叩かれても、総裁選に意欲を示している。
ほかにも何人か名乗りをあげている。
コロナ危機をまえに「国家の舵取り」など恐くてできず、
「総理をやってください」
「いやいや、私にはとてもとても」
こうなるだろうに、みなさん、権謀術数を駆使して総裁の座を狙っている。
度胸がいいのか、ノーテンキなのか、無責任なのか、国民のことなど眼中にないのか。
野党もだらしないが、自民党もしょうがないな。
秋の総選挙は、自民党と野党と「どっちがいいか」ではなく、「どっちがよりダメか」で投票することにするか。