昨日、小学校の体育館で稽古再開。
3月以来なので、10ヶ月ぶりか。
それでも初日のこの日、30名近くの子供たちが顔を見せてくれた。
張り切っているのは愚妻で、検温に消毒、参加者の名簿チェック。
稽古が終われば体育館内のノブなど消毒して歩いている。
こういうことは好きなのである。
ものぐさな私は逆で、「やれやれ」の気分。
コロナにも困ったものである。
それにしても、コロナ禍は、旧来の価値観に一石を投じた。
人生観が変わるのであれば、空手の稽古を通して何を指導するかということも考えなければならない。
習い事である以上、技術の習得をめざすのは当然で、その過程で何かを伝えるというのがこれまでの考え方だ。
だが、道はそれしかないのだろうか。
もっと違った稽古の目標、目的があってもいい。
古希を期に、そのことを求めたみたい。