歳時記

やむなく「休日」である

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昨日、映画はシカトするつもりでいたら、玄関の廊下にリュックが置いてある。
「なんだ、これは?」
愚妻に問うと、
「膝掛けと、厚手の靴下とカーデガン。映画館は冷えるから」

行く気でいるのだ。
いまさら中止とは言いにくい。
石破総理と同じく、外堀を埋められてしまったのである。

しょうがないから出かけた。
『スーパーマン』だから筋立ては簡潔だろうとノンキに構えていたら、これがよくわからない。
勧善懲悪なのでテーマ自体はハッキリしているのだが、横線を複雑に絡めているためストーリー展開に気が抜けない。
しかもCGを駆使して驚かせるので、老体には疲れるのである。

これでは何のための「休日」かわからないではないか。
「ライフワーク・バランス」について、もう少し考えてみようと思った映画鑑賞であった。

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