歳時記

「忙中閑」ということ

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12月に入ったかと思うと、もう18日ではないか。

ブログを書いていると、
「なんと前回ブログは9日前!」
時間が経つことの早きが実によくわかるのである。

今日は時間ができたので、久しぶりに近所の日帰り温泉に浸かってきた。

こういうのを「忙中閑あり」というのだろう。

この言葉は、陽明学者にして、歴代総理の指南役と言われる安岡正篤が座右とした言葉の一つで、その意味を著書でこう説明する。

「ただの閑は退屈でしかない。ただの忙は文字どおり心を滅ぼすばかりである。真の閑は忙中にある」

なるほどなァ。
忙しい中にわずかなヒマを見つけて悠々と過ごせということか。
よし!
閑を見つけて日帰り温泉へ行くことにしよう。

回数券の都合があるので愚妻にそう告げると、
「忙中閑? 前にもそんなこと言ってなかった?」

私が何か決心をすると、必ず冷や水をかけるのだ。

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