大阪府が、休業要請に応じないパチンコ店の名前を公表。
うち2店が休業を決めたそうだ。
この非常時に休業しないのは、批難されても仕方がないことはわかるが、
「店名の公表」
というやり方に、私は違和感をおぼえる。
つまり、「公表する意図」である。
意図をひらたく言えば、
「ほれ、このとおり悪い店でっせ。社会の敵でっせ。みなんで石を投げましょう」
こういうことではないのか。
でなければ、公表する意味はない。
ならば、ハッキリそう言えばいいではないか。
そのことに一言もふれないで、あたかも「正義の英断」を下したかのような態度にいやらしさを感じる。
私権を制限しても、「休業命令」を出せるようにしたほうがいいと、私は思うのである。
今日から「ホームステイ週間」とか。
連日、小池都知事が会見してメディアに出ずっぱり。
何だかんだとアピールしているが、これの対象は「都民」なのか「国民」なのか。
このあたりを曖昧にするところが、小池都知事のあざといところなのだろう。
一方、日本のリーダーとして、歴史的見せ場にあるはずの安倍総理は、やることなすことすべてが「アベコベ」。
「令和おじさん」として人気になった菅官房長官も、その人気ゆえにアヘコベ総理の不興を買って失墜である。
「令和」は万葉集を出典とするが、「令」は「よい・善」という意味があり、これに「平和」の「和」がくっつき、平和へのメッセージがこめられていると、新元号の制定のときに言われたものだ。
それからわずか1年余。
アホな政治家たちによって、令和の理想は遠くになりにけり。
コロナ禍が国民の目覚めの契機になればいいと、今朝のウォーキングで思うのである。