歳時記

凡夫の煩い

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葬儀の出仕依頼は突然やってくる。
プライベートで先約があると、ドタキャンになる。

だから約束する際しては、
「葬儀が入った場合は申しわない」
と、あらかじめお断りをしておく。

法事はたいてい土、日、祝日である。
葬儀と違って、早めに日時がわかる。
だが、お祝い事や行事も土、日、祝日である。

これに頭を悩ますのだ。

本日の時点で、11月はすでに3つのお祝い事が法事とぶつかった。

坊主であることを考えれば迷わず法事だが、故人とは面識のない場合が多い。
一方、慶事の案内は、たいてい私と親しい人からのものである。
人情としては慶事に顔を出したいが、坊主の責務としては法事のお勤めを優先すべきだろう。
そう考え、慶事は欠席することにしている。

いま手帳を見ると、今月末から12月一杯まで、現時点で法事とぶつからない慶事や行事が8件あって、これについては出席の返事をしてある。

だが、大丈夫だろうか。

仏教は「明日を思い煩(わずら)うな」と教えるし、私もそんな話しをするのだが、葬儀や法事が飛び込んできたらどうしようと、凡夫ゆえに思い煩うのだ。

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