10月31日はハロウィン。
渋谷の騒乱は周知のとおり。
私たちの世代は、徒党を組んで大騒ぎすることは、みっともないことであるという価値観をもっているが、いまの若者はその逆なのだろう。
みんなが騒いでいるときに、その仲間に入らず、別行動を取るのは「変わり者」ということか。
ハロウィンの日は道場の稽古日だったが、小学生が私にこう言った。
「今日はハロウィンなので、稽古は休みかと思っていた」
世も末とは嘆きたくないが、時代の流れは是非を越えて止めようがないということか。
諸行無常。
遠くで祇園精舎の鐘の音が聞こえてくるようである。