ボブ・ディランが、12月7日に予定されていた恒例の受賞者講演に欠席だとか。
受賞が決まったときも雲隠れして、何とワガママな奴かと思っていたが、よくよく考えてみれば、これによってディランの名前はますます有名になる。
ディランだけではない。
ノーベル賞も連日の報道で、多くの関心を集めている。
PR換算すると、巨額なものになるだろう。
東京五輪もそうだ。
競技会場の〝移転バトル〟で、オリンピックは一気に関心を集めた。
豊洲市場もしかり。
小池サンも、森サンも、さらにそこに首を突っ込んで発言する橋下サンも名前がバンバン出てくる。
そうそう、トランプ次期大統領も過激発言で世界中の関心を集めた。
フィリピンのドゥテル大統領も、隣国の「将軍様」も、強気のプーチンさんもしかり。
私がいつも書くように、「悪名は無名にまさる」で、情報社会にあっては、トラブルはウェルカム。
チャンスなのだ。
ところが、一般市民はトラブルを避けようとする。
モメ事はノーサンキュー。
だから、現実生活に埋没し、埋没することに不平不満をいだく。
そんな人生はつまらない。
少なくとも、私はそうだ。
「治にいて乱を忘れず」というのではなく、「治にいて乱を起こす」でありたいと思っている。
逃避の先には逃避しかない。
協調は、妥協である。
だが、立ち向かっていけば、摩擦が起こる。
この摩擦をトラブルと言う。
トラブル上等、ウェルカムなのだ。
トラブル上等、ウェルカム
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