歳時記

駅前でウチワを配る

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 今朝は5時出発で畑へ。
 帰宅が10時だから、畑滞在4時間30分。
 雑草を全部刈り取った。
 帰宅して風呂に入り、テレビを観ていたら、そのまま1時間ほど眠っていた。
 起きると、愚妻も高いびきである。
 趣味の畑なのに、これはやり過ぎだと反省。
 次回から2時間30分にしよう。
 午後6時から、タスキをかけて地元の駅前に立ち、ウチワを配る。
 7月は「社会を明るくする運動」の強調月間で、街頭啓発のため、毎年7月1日の恒例行事である。
 法務省の主唱とあって、保護司は必ず参加しなければならない。
「よろしく」
 と言ってウチワを差し出すのだが、反応はさまざま。
「ありがとうございます」
 とニッコリ笑顔のご婦人もいれば、
「ワッ、うれしい!」
 と言って喜ぶ女子高生もいる。
 ムスッとする若い男もいれば、
「孫にあげるので2枚ください」
 と言うおばあちゃんもいたり。
 配ってみてわかるが、ムスッとされるのは気分があまりいいものではない。
 勝手にウチワを差し出しておきながら、そんな言いぐさはないと思いつつ、やっぱり気分がよくない。
 ワガママな私には、ウチワ配りより、黙々と畑の草を取る方が合っているようである。

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