「畑、行かないの?」
と愚妻が迫る。
「行かないのではない、行けないのだ。言葉は正確でなけばならん」
注意すると、
「行かないことに変わりがないんじゃない」
ああ言えばこう言うのだ。
私だって、大地に鍬を振るいたい。
だが、今日は横浜支部へ出かけ、帰宅するや仮眠をとって原稿書き。
明日も午前中、打ち合わせがあって都内へ出かけ、早々に帰宅して仕事の続きだ。
「しかるに、いつ畑に行くのだ?」
愚妻に問うと、
「いつもそう言っているような気がするわね」
今年は、皮肉にも一段と磨きがかかってきたようである。
皮肉に一段と磨き
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