午前中は、佐倉地区保護司会・広報紙の打合せがあり、それが終わってから愚妻と昼メシを食べに出かけた。
で、メシを食べつつ、この話題を出すのはどうしようか迷ったが、愚妻が何と答えるか、試しに口にしてみた。
「今朝のWebニュースで、妻の8割が夫に不満を持っているというアンケート調査の結果が掲載されていた。どう思うか?」
「10割の間違いじゃないの」
ニコリともしないで言ったが、私はメゲず、
「しかし8割の夫婦は、愛情を感じていると答えておる」
「それ、〝あきらめ〟の間違いじゃないの」
つまらなさそうに言って、鉄火巻きを口に放り込んだ。
「あきらめ」とは、何と素晴らしい言葉であることか。
人生の苦悩が「あきらめきれない」ことから生じるとすれば、「あきらめ」は「さとり」ということになるではないか。
夫婦円満の秘訣は「愛情」ではなく「あきらめ」にあると、わが愚妻は喝破するのである。
「愛情」とは「あきらめ」のこと
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