一昨日、自宅の自室に置いてあるノートパソコンが故障した。
昨日、仕事部屋のディスクトップに外付けしてあるバックアップ用のハードディスクも故障した。
パソコン担当は愚息なので、今日、遊びに来たとき点検させると、
「こりゃ、ダメ」
とのこと。
「ハードディスクは買って、まだ1年半ではないか」
私が憤然とすると、
「故障するときは故障するんだ」
「しかし、バックアップが故障したのでは、バックアップにはならないではないか」
「そんなこと、オレに言っても困る」
「じゃ、誰に言えばいいのだ」
「自分で考えたら」
バチ当たりが、愚妻と同じような受け答えをするのである。
夕方、無性にカレーが食べたくなったので、愚妻を呼びつけ、近所のファミレスへ行く。
「ノートパソコンと、外付けハードディスクが故障したぞ」
「どうして?」
例によって単刀直入な質問をする。
「バカ者、そんなこと、わしにわかるか」
「そうね」
パソコンをめぐる会話はこれで終わり。
我が夫婦の会話はいつも簡潔で、結論へ一直線なのである。
パソコンの相次ぐ故障
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