すでにメディアに大きく報じられたが、12月16日午後6時57分、安藤昇氏が肺炎で亡くなった。
翌日の昼、所用があって病院にお伺いする予定になっていたこともあり、奥様からお電話を頂戴して、すぐに駆けつけた。
体調を崩して入院されたのが11日で、回復に向かっていたとお聞きしていただけに、青天の霹靂であった。
今月は諸々の用事があり、安藤宅に何度もお邪魔していた。
奇しくも、本日発売の週刊アサヒ芸能で『安藤昇 90歳の遺言』と題した連載エッセイがスタートした。
秋口に決まった企画で、タイトルは先月、安藤氏がお元気なころに了解を得て決めたものだ。
まさか、本当に遺言になろうとは、夢にも思わないことだった。
エッセイの内容は、安藤氏が折りに触れて私に語ってくださった言葉の意味を、私なりに解釈したものだ。
生前を偲びつつ、しばらく続けたいと思っている。
安藤昇氏、逝去。
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