クスリのことはよくわからないが、連日のコロナ報道で、「アビガン」という治療薬については名前をおぼえてしまった。
岡田晴江さんが「医療従事者にアビガンを持たすべき」と力説するのをテレビで見て、
「そうだな」
とも思っていた。
ところが、今日のニュースで、アビガンの臨床研究において、明確な有効性が示されていないことがわかったと報じられている。
今後の臨床研究がどうなるのかわからないが、私の興味は、コロナ解説で有名になった岡田晴江さんが何とおっしゃるかだ。
意地悪で言っているのではなく、ある主張に対して、それが立脚する前提がグラついたとき、どう対処するかというモデルケースとして興味がある。
ことに国民注視の案件である。
かわすのか、主張を続けるのか、別の論理や価値観を持ち出すのか。
かつて『絶体絶命をチャンスに変える ヤクザ式 超 切り返し術』で、多くの政治家を素材にハウツーを書いた私としては、とても興味があるのだ。
言葉とは面白いもので、昨日、マッサージ店から帰宅したところに、店から電話がかかってきた。
「キャップ、忘れませんでした?」
「万年筆なんか持っていかないよ」
「はっ?」
キャップとは帽子のことだった。
言葉とは面白い。
岡田晴江さんの「次の一言」は何か。
今後の執筆の参考になるのだ。