歳時記

着物に愚妻のめくじら

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この冬は着物を着ていない。
布袍(真宗坊主の衣体)を着ることが多いので、つい着物を着なくなったのだろう。

昨朝の日帰り温泉で、ハタとそのことに気づいた。
これではよくない(特に理由はない)。

で、昨日の午後。
夕刻に房総半島の古民家の店に食事をしに行くことにしていたので、どの着物を着ていくかあれこれ考え、これと決めて着替えを始めたところが、
「ちょっと、なに着ていく気よ!」

鏡に向かってパタパタ化粧をしていた愚妻が、手を止めて怒った。

「このコロナ騒ぎで外出するなって言われているときに、着物なんか着てチャラチャラ歩いてごらんなさい。頭がおかしいんじゃないかと思われるわよ!」

「偏見だ。着物に罪はない」
抵抗はしたのだが、
「見る人の立場になればわかるでしょ!」

目くじらを立て、断固ノーに気押された私はジーパンにジャンパーを着て出かけた次第。

不要不急の外出は控えるようにと言うけれど、こんなバトルが一家庭で繰り広げられていようとは、安部総理も気がつかないだろう。

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