連日、ニュースの主役はトランプ大統領。
「史上最低」
「史上最悪」
と罵詈雑言を浴びせられたトランプ大統領が、世界の鼻ヅラを引きまわしている。
中国ですら、気をつかっている。
「悪名は無名に勝る」
と、私は折りに触れて書くが、まさにそのとおり。
悪名とは「存在感」のことであり、存在感が強ければ強いほど周囲を巻き込み、台風の目となる。
こう考えれば、チマチマと世間の評判なんか気にすることが、いかに愚かで無意味なことか、腑に落ちてわかってくる。
好き勝手に、堂々と生きればいいのだ。
「そうは思わんか」
と、トランプ大統領を報じるテレビのワイドショーを見ながら愚妻に言うと、
「それって、自分のこと擁護しているんじゃないの?」
憎まれ口を叩く。
ここ数日、連続で日帰り温泉に行った愚妻は、
「疲れた」
と、罰当たりなことを言っている。
朝7時に行こう思えば早起きしなければならず、寝不足になるのだそうだ。
私のように仕事で寝不足になるマジメ人間もいれば、早朝温泉に入るため寝不足になるバチ当たりもいる。
好き勝手を言って周囲の鼻ヅラを引きまわす大統領もいれば、「排除」と言って人気急落の都知事もいる。
「人間さまざま」という言葉が脳裡をよぎるのだ。
人間さまざま
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