日日是耕日

俗にありて、煩悩を耕す365日

歳時記

「空」と「大地」

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 宇宙飛行士の古川聡さんら3人を乗せ、8日に打ち上げられるロシアのソユーズロケットが、バイコヌール宇宙基地内の発射場に設置された。
 打ち上げ後、国際宇宙ステーションにドッキングして、約5か月半にわたって滞在するという。
 古川さんの成功と無事を心から願う。
 だが、その一方、わくわくする感動は、あまりない。
 どうやら大震災以後、空を見上げるより、足もとを見るようになったせいかもしれない。
 人間は大空を仰ぎ見て、
「鳥のように空を飛びたい」
 という思いが飛行機をつくった。
 夜空を仰ぎ見て、
「あの星へ行ってみたい」
 という思いが、宇宙ロケットをつくった。
「空」が夢と希望の象徴であるとするなら、「大地」は何になるのだろうか。
 空を飛ぶことよりも、畑を耕す人生について考えるのである。

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