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世俗にあってこその「晴耕雨読」
2007/9/10
3日に1回のペースでブログを更新するつもりでいるのだが、先週は我が昇空館の合宿が河口湖であるなど、瞬く間に1週間が過ぎた。 多忙を理由として、流され行く日々に反省しきりである。 おかげで原稿も押 ...
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煩悩が引き起こす「不徳吸引作用」
2007/9/4
先日、都内某私鉄駅のホームで、電車を待っているときのことだ。 「××ちゃん、危ないわよ。端っこに行くと、おっこちて電車に引かれちゃうから」 若い母親が、ベンチに座って煙草を吹かしながら、ホームをヨチ ...
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自分の運気を知りたければ、友を見よ
2007/9/1
「類は友を呼ぶ」 という諺がある。 ポジティブな意味には使われず、 「やっぱりな。ワルにはワルが寄っていくもんだ」 というように、箴言(しんげん)で使われることが多い。 だが、見方を変えるなら ...
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もし、朝青龍が「日本人」であったなら
2007/8/29
朝青龍が、モンゴルに帰ったそうだ。 「やれやれ」 と安堵の声が聞こえてきそうである。 日本にいると、いつまでも問題がくすぶり続け、相撲協会も高砂親方も、そのうちには朝青龍を横綱に推挙した横綱審議 ...
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酒ハ人生ヲ懸ケテ呑ムベシ
2007/8/26
昨夕は、地元のお祭りで、子供たちによる空手の演舞を披露した。 幼児、小学生の中から希望者40名ほどで、半分以上が白帯。披露というより、祭りを賑わす〝お囃子〟の1つといったところか。参加した子供の家 ...
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仏教の勉強会で、反省しきり
2007/8/22
浄土真宗の勉強会で京都に滞在している。 講義を聴いていると、「なるほど」と膝を打つ。 実によくわかるのであるが、ホテルの自室に帰って、復習しようとノートを開くと、何がナルホドだったのか、よくわか ...
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「白い恋人」事件と、一罰百戒の幻想
2007/8/17
チョコレート菓子『白い恋人』の賞味期限改ざんが発覚したとき、みなさんはどんな思いを抱いたろうか。 「またか」 というより、 「不二家やミートホープなど、あれほど偽装事件が騒がれていながら、まだやっ ...
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朝青龍と亀田ファミリーは、どこが違う?
2007/8/15
今日の午後、〝グレーゾーン〟でビジネスをするA氏から電話がきた。 「ある案件でヤクザとモメてたんですが、向谷さんの本を読んで応対したら、うまくいきました」 そう言ってカラカラと笑った。 拙著で似 ...
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「ヤクザの刺青」と「東條英機の勲章」
2007/8/13
この猛暑のなか、近所に住む3歳の孫をつれて、プールへ行ってきた。 いつものことだが、孫と約束をしてから後悔する。 仕事が詰まってくるからだ。 (なにか、うまい理由でキャンセルできないかな) と ...
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全閣僚が靖国参拝を見送った〝変節〟
2007/8/10
毎月10日は母親の月命日で、今朝も9時にお坊さんが月参りにみえた。 得度して以後というもの、この月参りと言い、葬儀と言い、私はお坊さんの所作が気になって、故人を偲ぶどころではなく、まったく不謹慎な ...