昨日も法務があり、ドタバタの日々である。
そして今日は、昼から新宿で大学時代の飲み会。
何冊も仕事を抱えているが、ドタバタ続きで執筆が遅れたり、版元の都合で刊行が来年になったりと、忙しい割りには諸々が年越しになっている。
そんなわけで、気分は早や来春。
「老少不定なれば死は時を選ばず」
と法話で話しておきながら、自分は来春のことを考えている。
なるほど、自分のことはよくよく見えないものである。
ここまで書いて、ひょいと爪を見ると、縦にシワが寄っている。
疲れているのだろう。
「なるほど、真理は細部に宿るものだ」
という思いが唐突に脳裏をよぎる。
爪のことなど、どうでもいいではないか。
くだらないことを次から次へと考えていれば、頭だって疲れるだろうと、これまたくだらないことを考えてしまうのである。
飲まないのだから、新宿へは電車で行くかクルマで行くか、これまた頭を悩ましている。
気のせいか、爪のシワが今、一気に増えたようである。