日日是耕日

俗にありて、煩悩を耕す365日

歳時記

「佐村河内」と「小保方」

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 和製ベートンベン」の佐村河内守さんと、「割烹着リケジョ」の小保方晴子さん。
「騙した」「騙された」とメデイィアはヒステリックに騒いでいるが、私は「ウソ」に対する感性が鈍なのだろう。
「あっ、そ」
 といった感じでテレビニュースを見ている。
 ウソはもちろんよくないが、我が身を振り返れば、
「成り行きでつくウソ」
 というのも少なくないからである。
 いや、ウソは成り行きによって「雪ダルマ」になっていくのだ。
 このことを親鸞は、
「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」
 と喝破した。
 戦地に赴けば、人が人を殺す。
「戦争」という縁に遇(あ)えば、どんな「善人」も人殺しにもなってしまういうことで、
「いま、あなたが人を殺さないのは、あなたが善人であるからではなく、そういう縁に遇っていないからだ」
 というわけである。
 ま、親鸞はさておき、私の関心は、お二人の名前である。
「佐村河内」と「小保方」。
 珍しい名前は、ひとたび世に出ると強烈なインパクトを持つ。
 これがプラスに作用しているうちはいいが、一転、バッシングを浴びるようになると、リアクションも強烈になる。
 これから先、何年経とうとも、
「佐村河内です」
「小保方です」
 と名乗るだけで、
「ああ、あの!」
 というリアクションになるだろう。
 これが「佐藤」や「鈴木」だと、
「ああ、あの!」
 ということは絶対にない。
 佐村河内、小保方両氏の今後の人生に思いを馳せると、「変わった名前」が重荷になるに違いないと、そんなことを考えるのである。
 

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