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歳時記

鳩山首相への罵声

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「片足を切断? それは自民党病院の誤診です」
 民主党病院の鳩山医師が自信たっぷりに言う。
「本当ですか?」
 患者が喜色を浮かべる。
「もちろんです。最低でも投薬。手術は絶対しません」
 
 そして10ヶ月後。
「やっぱり足を切断するしかないですね」
「そんな。手術はしない、最低でも投薬とおっしゃったじゃないですか。だから私は民主党病院に転院したんですよ」」
「そのつもりでしたが、アメリカ病院に問い合わせたら、それじゃダメだということがわかったんです」
「なんですか、いまさら!」
「お気持ちはわかりますが、投薬にいつまでもこだわっていると健康に重大な害を及ぼすことになりますよ。それでもいいんですか?」
 政府は恫喝に転じ、これから沖縄県民はそのジレンマに苦しむことになるだろう。
 ある評論家がテレビで言った。
「普天間基地問題は、国民みんなが考えるべき問題ですね」
 そのとおりだ。
 だが、「国民みんなが」とか「国民一人ひとりが」という言葉が出てきたら、その問題は「他人事」ということでもある。
 鳩山首相に浴びせる罵声は、私たち自身にも向けられるべきではないだろうか。

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