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歳時記

〝壊し屋〟は結局、壊すのだ(続)

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小沢一郎についてブログを書き終え、道場から帰宅してテレビをつけると、〝小沢辞意撤回〟のニュースである。
 で、先ほどHPにアップした「〝壊し屋〟は結局、壊すのだ」というブログの続編を、急きょ書く(前ブログ
を参照されたし)。
 辞意撤回について、小沢代表は、 
「本当に恥をさらすようだが、みなさんの意向を受けてぜひ、もう一度がんばりたい」
 と言っているとの報道だ。
 だが、どう言いつくろってみたところで、茶番であることに変わりはない。
「小沢がいったん口にしたことだ。撤回などするわけがない」
 これが小沢評ではなかったか。
 小沢代表は辞任すべきだった。
 辞任を貫いてこそ「剛腕」であり、剛腕であり続ける限り、浮かぶ瀬もある。
 前言撤回することを「変節」と言い、変節して晩節をまっとうした男はいないのだ。
 繰り返す。
 タカはハトの真似をしても、結局、タカに変わりがないのだ。
 だから、遠からず小沢は民主党を壊す。
 いや、今回の一件で、民主党はすでに壊れつつあるのだ。
 小沢に、もはや求心力はない。
 民主党に、参院選前のような国民の信頼はない。
 小沢一郎にも、青い顔して慰留した民主党執行部にもガッカリである。

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