日日是耕日

俗にありて、煩悩を耕す365日

「歳時記」 一覧

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歳時記

「無常」という素晴らしさ

2006/2/15  

 五十代半ばにして、「無常」という言葉が、実感をもって理解できるようになってきた。  無常とは「常(つね)ならず」いう意味で、サンスクリット語を漢訳した仏教用語である。「諸行無常」という使い方をし、こ ...

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歳時記

「悩みの正体」を考える

2006/2/12  

 私は「交渉術」をテーマに何冊か本を書いているが、交渉術においてプロ中のプロは政治家だと思っている。  たとえば、国会質問。 「小泉総理、北朝鮮に対して、経済制裁を行うのかどうか、お答え願いたい」 「 ...

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歳時記

世間の実相は「恫喝と脅迫」

2006/2/10  

 まもなく拙著『恫喝と脅迫の心理戦術』(日本文芸社/パンドラ新書)が発売になる。  恫喝と脅迫は、決してワル社会の専売特許ではなく、たとえば「リストラだぞ!」と恫喝する上司、「勉強しないと、私立中学に ...

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歳時記

「比較すること」の無意味

2006/2/7  

 最近、「国内移住」がブームだ。  定年を迎える団塊の世代や、その予備軍にとって、国内移住は、自分の意志による〝新天地〟の選択であることから、「人生を二度生きる」という思いにつながるのだろう。「人生の ...

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歳時記

「格差社会」の批判に思う

2006/2/6  

 友人の子息の結婚式に招かれ、帰宅すると、テレビで「格差社会」について論じていた。  そういえば、「格差社会」という言葉が連日、メディアをにぎわせている。金持ちと貧乏人の格差がますます広がってきたいま ...

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歳時記

人間関係の要諦

2006/2/3  

 昨日、月刊『CIRCUS』の取材を受けた。  取材テーマは「女子社員の管理術」といった内容だった。  また、先日は『週刊女性』の取材を受けたが、こちらは「ちょいワル女の交渉術」といったテーマで、カレ ...

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歳時記

「信じる」とは「問わないこと」

2006/1/31  

 最近、思うところあって「信用」について考えている。 「信用は人生の財産」と言われるが、言い換えれば、それだけ人を信用するのは難しいということなのだ。  たとえば、前々から友人と約束をしていて、当日、 ...

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歳時記

「道は目前にあり」について考える

2006/1/28  

 週末から那覇市に滞在している。    先週はエアコンをつける陽気だった沖縄も、今週は一転、肌寒い日が続いている。  私が主催する空手会派「昇空館」は、古武道において、沖縄伝統古武道保存会「文武館」( ...

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歳時記

元気づけるなら「励まし」より「同情」

2006/1/26  

 みのもんた氏が、脊柱管狭窄症を手術で克服し、以前に増してテレビで活躍している。  ご同慶の至りである。    なぜなら、私も脊柱管狭窄症であるからだ。  発症は一年前。劇団四季の『ライオンキング』を ...

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歳時記

ホリエモン逮捕で沈黙する〝ヒルズなお友達〟

2006/1/25  

 今朝もザッピングしながら〝ホリエモン番組〟を観た。  不思議なことが一つある。  ライブドアに家宅捜索が入って10日が経ったと言うのに、〝ヒルズなお友達〟の誰もが沈黙を守っていることである。  元週 ...

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