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政治家の実戦心理術
祥伝社 2002.05刊、税込1,470円
 

「白もよし、黒もよし、灰色はもっとよし」

 政治家は、選挙に落選すれば、ただの人である。

 言い換えれば、当選しさえすれば、ただの人でも、政治家になれるのだ。

 ここに、政治家の本質がある。

 だから、選挙、命。

「ほな、一票入れたろやないか」

 と、いかに有権者に思わせることができるか――このパフォーマンスに、政治家は全人生を賭けるのである。

「ソーリ、ソーリ!」

 と、噛みつくもよし、

「構造改革なくして、経済成長なし!」

 と、煽るもよし。

 さらに、詭弁、甘言、嘘、恫喝、裏切り、マッチ・ポンプと、何でもあり。常に「自分は正しい」というスタンスに立ち、ホンネと建前とでキャッチボールをさせながら選挙区という縄張(しま)を守る手法は、まさにヤクザ界と同じなのである。

 時に泣き、時に土下座し、時に恫喝する――。

 レトリックを駆使して政界の荒波をスイスイ泳ぐ、政治家の「世渡り術」に学ぶ!

「矛盾」を「正論」にすり換える最強の“秘”テク!


《章立て・小見出しの抜粋》

第1章 “誠意”の演出(パフォーマンス)で泳ぐ政治家たち

  • ヨッシャ、ヨッシャの安請け合いで、何もせず
  • 「予算は私がブン穫りました」と、ライバルの手柄を横取り

第2章 相手の心を縛る心理戦術

  • はるか大臣への道は、“雑巾がけ”から始まる
  • 無節操な「昨日の友は、今日の敵」

第3章 建前だけで信頼を勝ち取る言葉の魔術

  • パーティは賑やかに現れ、賑やかに退席するパフォーマンス
  • 政治家は本音を吐いたときに「失言」となる

第4章 アメとムチを駆使して生き延びる政界浮遊術

  • 政治家は、人事の“駒まわし”で権力を行使
  • 凡庸な政治家は利権を探し、有能な政治家は利権を創り出す

第5章 スキャンダルにも“ハメられた”を貫く厚顔作戦

  • “愛人告白”で、男を下げた政治家、男を上げた政治家
  • 「全幅の信頼」とは、秘書に責任を押しつけるレトリック

第6章 なりふりかまわぬ虚々実々の選挙心理戦

  • 土下座は、ストリップの“ご開帳”と心得るべし
  • 怪文書はボディブローのようにきく