歳時記

熊本地震に思う

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熊本で2度目の大地震。
そしてイオンモールの大爆発。
人ごとのような言い方で申し訳ないが、災害はいつ、どこで起こるかわからないと改めて思った。

テレビのニュースを観ながら、一度目の大地震が襲った翌年の2017年5月、私はセミナー講演に招かれて熊本市に行った。

主催者である熊本日日新聞の方が空港で出迎えてくださり、道中、被災地を抜けながら地震の怖さを話してくれたものだ。

「自然災害は封じこめることができない以上、結局、いつ起こってもいいように備えるかしかないのではないか」

そんな会話をしたものだ。

だが、どこで災害に遭うかわからない。
外出先で遭えば、家庭における万全の備えは意味を持つまいが、「危機に備える」という心構えがきっと大切なのだろう。

愚妻が、熊本のズレた高速道路をニュースを観ながら、都内にクルマで出るときは京葉道路でなく、湾岸自動車道で行くようにと言う。
どちらも高速道路だが、京葉道路のほうが建設年度が古く、道路が狭いので大地震が起きると危ないというのだ。
しかも湾岸自動車道は三車線と広いので、それだけ安全なのだそうだ。

どちらが安全かはともかく、「心構え」ということから言えば、こういう処し方は大切なことなのだろう。

「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候」
とは、良寛さんの言葉で、これは「困難に対しては抗うのではなく、受け入れよ」という心構えを言ったものだが、これは災難が起こってからの話。

言い換えれば、「いつ何が起こってもそれを受け入れるだけの覚悟をもって生きよ」ということなのだろう。

覚悟して日々を生きるからこそ、災難を受け入れることができるのではないか。

人生もしかりである。

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